CATEGORY:オートマチック
2014年08月08日
M&Pを調整してみる
前回レビューで気になった点などに今回は手を入れて行きたいと思います。
ざっと書き出すと
・全体的に動きが渋い
・コッキングが異常に固い
・マガジンのバルブがおかしい
の3点といった所。
まずはバルブ。
どの様な症状が出たかというと「バルブが押された状態で戻らない」です。
自分のは箱出しでこの状態でしたし、ガス欠まで空撃ちしても発生しました。
どーもバルブのバネがおかしいのか、圧縮時によれてひっかかってしまう様です。
そうなると画像様な感じでバルブが押されたままの状態になっちゃいます。

そこで余っていたP226のバルブと比べて見た所、寸法はほぼ一緒だったので組んで見たら使えました。

むしろM&P純正より放出口の広いP226用の方が動きが良くなります。
弾速も計測したら2〜3m/s程上昇したので効果は結構有ります。
次に「コッキングが異常に固い」です。
既に分解して調べたのですが、シアとハンマーがエンゲージする所とシアスプリングが固すぎるのが原因の様です。

調整の為の分解方法ですが、先ずバックストラップを外して中のネジを外します。

次にフレーム後方、リアシャーシを固定してるロールピンを抜きます。

そこ迄抜いたらリアシャーシユニットが外せますが、ノッカーロックとSPが飛びやすいので気を付けて下さい。
次にセーフティレバーを外します。
リアシャーシユニットの右側からセーフティレバーを引き抜きます。

次に反対側のレバーを外します、セーフティクリックピンとSPを無くさない様に注意して下さい。

ここで小ネタですが、セーフティをオミットしたい方は、組む時に外した状態で組めば可能です。
また、セーフティレバーをどちらか片方だけにする事も可能です。
ただし、左側だけはシアをロック出来ないので、右側セーフティを加工してレバーを落とした根元部分が必要になります。
脱線しましたが続けます。
リアシャーシユニットからセーフティを取り外したら、ハンマーをダウンさせてから2箇所のネジを抜いて開きます。

これでハンマーやシアにアクセス出来ます。
「コッキングが異常に固い」原因ですが、ハンマーがシアを前に押し出してからかかる構造なのですが、シア側のハンマーとの接触面の角度が緩い為に、シアを押し出すのに力がかなり要ります(シアスプリングが固いのも原因の一つです)

なので、シア側のハンマーとの接触面を緩い角度から急な角度に削ってかえてやります。

シアスプリングはホームセンターに売っていた似ている寸法の物に変えましたが、トラブルも無く使えてトリガープルも軽くなりました。
次にリアシャーシのシアが着いてる側の、ハンマーローラーが接触する段差を磨いてスロープにしてやります。

撃っていてたまに打撃不足なのか弱々しい作動があったのですが、分解した時に↑のパーツの内側の段差にハンマーローラーが引っかかった様な跡があったので、削って見たら改善したので多分原因は引っかかりだと思います。
ざっとハンマー関係の対策はこんな物です。
次に「スライドの動きの渋さ」ですが、フレームのレールとディスコネクター上面、スプリングガイドを紙ヤスリで滑らかになるまで磨きます(定番ですね)
最後にスライド内のレールとブリーチフェイスを磨いてやります。
ブリーチフェイスのハンマーローラーを押し下げるスロープを、気持ち削って低くしてやればスライドの戻りが良くなります。

ここ迄加工すれば、かなりスムーズに動く様になるのでお試しあれ。
ざっと書き出すと
・全体的に動きが渋い
・コッキングが異常に固い
・マガジンのバルブがおかしい
の3点といった所。
まずはバルブ。
どの様な症状が出たかというと「バルブが押された状態で戻らない」です。
自分のは箱出しでこの状態でしたし、ガス欠まで空撃ちしても発生しました。
どーもバルブのバネがおかしいのか、圧縮時によれてひっかかってしまう様です。
そうなると画像様な感じでバルブが押されたままの状態になっちゃいます。
そこで余っていたP226のバルブと比べて見た所、寸法はほぼ一緒だったので組んで見たら使えました。
むしろM&P純正より放出口の広いP226用の方が動きが良くなります。
弾速も計測したら2〜3m/s程上昇したので効果は結構有ります。
次に「コッキングが異常に固い」です。
既に分解して調べたのですが、シアとハンマーがエンゲージする所とシアスプリングが固すぎるのが原因の様です。
調整の為の分解方法ですが、先ずバックストラップを外して中のネジを外します。
次にフレーム後方、リアシャーシを固定してるロールピンを抜きます。
そこ迄抜いたらリアシャーシユニットが外せますが、ノッカーロックとSPが飛びやすいので気を付けて下さい。
次にセーフティレバーを外します。
リアシャーシユニットの右側からセーフティレバーを引き抜きます。
次に反対側のレバーを外します、セーフティクリックピンとSPを無くさない様に注意して下さい。
ここで小ネタですが、セーフティをオミットしたい方は、組む時に外した状態で組めば可能です。
また、セーフティレバーをどちらか片方だけにする事も可能です。
ただし、左側だけはシアをロック出来ないので、右側セーフティを加工してレバーを落とした根元部分が必要になります。
脱線しましたが続けます。
リアシャーシユニットからセーフティを取り外したら、ハンマーをダウンさせてから2箇所のネジを抜いて開きます。
これでハンマーやシアにアクセス出来ます。
「コッキングが異常に固い」原因ですが、ハンマーがシアを前に押し出してからかかる構造なのですが、シア側のハンマーとの接触面の角度が緩い為に、シアを押し出すのに力がかなり要ります(シアスプリングが固いのも原因の一つです)
なので、シア側のハンマーとの接触面を緩い角度から急な角度に削ってかえてやります。
シアスプリングはホームセンターに売っていた似ている寸法の物に変えましたが、トラブルも無く使えてトリガープルも軽くなりました。
次にリアシャーシのシアが着いてる側の、ハンマーローラーが接触する段差を磨いてスロープにしてやります。
撃っていてたまに打撃不足なのか弱々しい作動があったのですが、分解した時に↑のパーツの内側の段差にハンマーローラーが引っかかった様な跡があったので、削って見たら改善したので多分原因は引っかかりだと思います。
ざっとハンマー関係の対策はこんな物です。
次に「スライドの動きの渋さ」ですが、フレームのレールとディスコネクター上面、スプリングガイドを紙ヤスリで滑らかになるまで磨きます(定番ですね)
最後にスライド内のレールとブリーチフェイスを磨いてやります。
ブリーチフェイスのハンマーローラーを押し下げるスロープを、気持ち削って低くしてやればスライドの戻りが良くなります。
ここ迄加工すれば、かなりスムーズに動く様になるのでお試しあれ。